さいたま市南区にある千葉ロッテマリーンズ（Marines）が二軍の本拠地として使用する球場です。 ロッテ浦和工場の敷地内にあり、グラウンドの他に室内練習場や合宿所が併設されている。

ロッテ浦和球場には、スタンドがありません。
グラウンド脇の土盛りにあるベンチが唯一の観戦スペース。
収容は300人と示されているが、200人座れるかどうかってトコぢゃないかなぁ。 ベンチに座れない人達は、　レジャーシートを敷いて座ったり、個人用のベンチを持ち込んだり．．．と思い思いのスタイルで観戦していました。

そのため、観戦環境はお世辞でも良いとは言えません。
ただ、その分、入場料金は無料なのが嬉しい。
スタンドが無いので、球場入口が選手と観客で共用だったり、 観戦スペースへ通じる通路脇にブルペンがあったり、 トイレや自販機で選手と鉢合わせしたり．．．と選手を間近に見ることもこの球場の魅力の一つです。

ロッテ浦和球場には、スタンドがありません。
（さっきも書いたぢゃん．．．汗）

よって、高い位置からグラウンドを見下ろすのでなく、ベンチと同じグラウンド目線で野球観戦ができます。

観戦スペースに、たまに応援団の人が来ることがあるみたいですが、基本的に応援団無しなのが嬉しい。 （ただ、最近は、ファームでも応援団の真似事する邪魔者がいるのよね）

鐘も、太鼓も、トランペットの音も無い　静かな環境で、グラブ捕球の音、バットに球が当たる音、選手がスライディング時の音をリアルに楽しめます。 時には、選手間の会話や、いじり、いじめ（笑）．．．など、耳を凝らすほどに色々な興味深い音が聞こえてくるのが嬉しい環境です。 それ以外で聞こえるのは、時折通る、新幹線や埼京線の音くらい。

ただ、観戦スペースは試合を見易い位置に作られておらず、武骨なネットが視界を遮るので、お世辞でも　見易い作りではありません。 でも、タダなんです（笑）。

タダより安いものはなし（笑）。
ファームとは言え、仮にもプロ野球の試合をタダ見できる球場の存在はファンにとって有難い。 しかも、選手と観客との近さは全国随一。 試合が観づらい点を差し引いても、この球場へ行く価値は十分にあると思います。

Wikipedia：ロッテ浦和球場

1回、2回と完璧な立ち上がりを見せた阿部君でしたが、3回無死から3連打を浴びると、弱気の虫が顔を出したか、制球を
乱した上に更に安打を浴びて、気付けばあっという間に5失点。今日のような投球内容だと、上で活躍する日は先へ伸びそうな
感じを受けました。その後、坪井君、小林君と継投しますが、良い球を放っていたものの、要所要所での詰めが甘く、
得点圏に走者を置いた場面で粘れずに痛打される場面が多く見られました。打線がそこそこ奮起したものの、中継ぎ陣の
出来が悪くて星を落としたように思えました。

ファームの試合で白星を挙げるのは難しいと、今日の試合で改めて感じました。
教育リーグを兼ねている以上、調子の良し悪しに関わらず、選手は定期的に使っていかねばならず、優勝争いをしている
時でも若手有望株をどんどん使っていくことが求められます。それでも、セットアッパーやクローザーを努める投手は存在
するので、定期的に使う選手が頑張れば、後半はセットアッパーやクローザーに繋いでいけるし、頑張れなければ、育成枠の
選手など、成長過程の選手を更に注ぎ込んでいくことになります。

今日の試合は、その典型的なパターンだったのかな．．．と思います。
Marinesの先発は阿部君、Eaglesの先発は松崎だったのですが、スコアボードにある通り、両投手とも3回に大炎上（泣）。
その後、両チームが成長過程の投手を注ぎ込んだものだから、まぁ打たれるは打たれるは．．．。
一体、この試合は何時に終わるんだろうと思いましたもの（汗）。

まぁ、わざわざ浦和までファームの試合を見に行って、ワンサイドゲームや、投手戦を見せられてもつまらないので、
負けたにしても、楽しめる試合内容だったとは思えました。

登板間隔が空き、調整登板となった唐川が先発。
初回は「貫禄？」を見せ、あっさり三者凡退で切り抜ける。．．．が、二回に中軸（リグスと真中）に連打を浴び、
そこで踏ん張れずにあれよあれよと三失点。これ以上打たれて自信を失っては．．．と、早々に降板する始末。
後半戦に向け大いに不安を残す内容でした。

唐川の後を受けたのは神田、3回、4回と完璧に抑えるものの、5回に微妙な判定で先頭打者を四球で歩かせると、そこから
一気に連打を浴びて、その後を受けた手嶌も勢いを止められず、あれよあれよと６失点。大量点差にも関わらず打撃陣は
粘りを見せ、青松のソロ、塀内の２ランで追い上げた後、９回裏も二死満塁と本塁打が出れば同点というところまで
追い詰めるも、最後の打者となった角中に快音は生まれず、ゲームセット。

乳酸菌の先発、ドラ１の加藤も点差が付くまでは冷や冷やの投球。加えて、終盤にスタミナ切れで一軍昇格はしばらく
先かなぁ．．．と思わせる投球内容でした。