BCリーグの群馬対信濃戦を観戦するため、群馬県桐生市へ出掛けてきました。
　病み上がりのため、今日の遠征は止めようかと何度か思いましたが、桐生球場での
試合開催は今日だけだし、群馬ファンのお姉さん達からお誘いも頂いていたので
ちょっと無理して出掛けることにしました。

　病み上がりでなくとも、この時期のデーゲームはやはりしんどい（汗）。
　ここで熱中症になっては、明日以降の山形出張にも支障が出ますんで、珍しく
自分の体調に気を遣ってましたね（笑）。今日は内野スタンド（応援席）での観戦は
避けて、珍しく屋根の下で軟弱な観戦してました。でも、桐生球場に到着するまでは
屋根の無い牧歌的な？球場だと思っていたので、思ったよりも立派な球場で助かった
というのが本音でしょうか。

　午前9時半前に新宿を出発する湘南新宿ラインで小山へ出て、そこから両毛線で
桐生へ移動します。桐生駅には正午前に到着できました。

　桐生駅から至近の上毛電鉄の西桐生駅に移動し（徒歩で5分くらい）、ここで
最近何かとお世話になっているレンタサイクルを借りる（無料なのが嬉しい）。
　試合開始までの90分程度ですが、名物のひも川うどんを堪能したり、市内に
点在する歴史的建造物を見たりと有意義に過ごすことができました。

　ひも川うどん、美味しかったです。
　．．．が、今回は「（冷やし）なめこおろし」の形で頂いたせいか、あまり
出汁とうどんが合っていないような気がしたのが残念でした。次に頂くときは
しっかり「ざるうどん」の形で頂こうと思います。
　見た目は少なそうに見えますが、幅が尋常ではない分、ボリュームが結構あります。
　「病み上がりだから？」とも思いましたが、隣のおっちゃんも「お腹いっぱい」と
言ってましたので、やっぱりボリュームが多いんだな．．．と思いました。

　西桐生駅に13時過ぎに戻り、13時16分発の電車で桐生球場前駅まで移動。
　桐生球場、BCリーグで使用する球場の中では、おそらく最も駅から近い。
　今回は青春18きっぷ利用だったので、予算的にも優しかった（嬉）♪

　信濃の連敗「10」で止まる！

　飯田や新潟で見た時と同様、選手の表情に笑顔無し、元気なし、プレーに覇気なし。
　こりゃ今日も負けて11連敗だな．．．と思ってました。
　実際、三回に奪われた１点もレフトからの何でもない送球を三塁を守る西江君が
取れなかったことが原因だし、打線も早打ちが目立ち、試合時間の７割は群馬が攻撃
していたんではないか．．．と思える程でした。気温が35度近くまで上がる猛暑の下
先発の給前君だけが孤軍奮闘するような感じでした。

　五回にムヨルの本塁打で同点とするも、群馬優位の状況は変わらず。
　．．．が、八回表、秦監督は信濃が打ちあぐんでいた川野から新戦力のザラテに
スイッチします。しかし、これが完全に裏目。信濃下位打線の連打と死球で満塁の
ピンチを招いた後、二死後の内野ゴロを野手が悪送球し、一挙に三点を奪うことに
成功。終盤での久々の勝ち越しを、必死の継投で守りきった信濃が、７月から続く
連敗を遂に10で止めました。

　カラバイヨ 4号満塁弾！

　カードリーダーが入ったバッグを車内に置いたまま、車をタワーパーキングに
駐車してしまいました。この他にも、いくつか車内に置き忘れたものがちらほら。
　元々、車高の高い車に乗っているので、タワーパーキングには滅多に停めない上に
今回は私用と仕事、両方の荷物を積み込んでいたため、色々と失敗した形。

　やっぱり、タワーパーキング、慣れないなぁ．．．。
　まぁ、元々、都会暮らしに向いてない性分なのは良くわかってるんですが（笑）。

　．．．ということで、昨日、今日の日記で使用予定の画像アップが少々遅れそう。
　今週の早いうちにアップしますので、ご勘弁のほど．．．。

　月曜日から水曜日まで山形出張です。
　出張後に色々と回りたい箇所があるので、会社には内緒で車で向かいます（笑）。
　ただ、車で向かったことがバレても支障がないよう、月曜日から水曜日の業務中は
車を動かさなくて済むようにあれこれ手配。結構、苦労しましたよ（汗）。

　駐車場の選定において、色々とちのchanにアドバイスもらいました。
　ご協力、むっちゃ感謝致します。

　午前9時半、村長亭を出発。
　日曜日のやや遅い時間に出発した割に、東北道はほとんど渋滞無し。
　宇都宮と那須の間で、断続的に10km程度渋滞したくらい。
　山形駅前には、午後3時前に到着できました。

　出張前夜に当たるこの日、山形ではモンデイイヨの試合が開催されます。
　以前から一度はホームで観戦したいと思っていたので、丁度良い機会になりました。
　駅前のサンクスで当日券を入手し、上記の駐車場手配を済ませた後、午後4時過ぎに
出発するシャトルバスで「NDソフトスタジアム山形（通称：んだスタ）」へ移動。
　ホテルの向かいがシャトルバス乗り場ってのは、偶然とは言え、ラッキーだったな。

　試合はモンデイイヨが終始優位に試合を進め、決定機が何度かあったのですが
決め手に欠いてスコアレスドロー。でも、三試合連続完封勝ちの勢いそのまま、
ヴィッセルにはほとんど攻めさせることなく、今日も相手の攻撃を零封しました。
　せっかく山形まで来たんだから、得点シーンを見たかったというのが本音ですかね。

　今日から三日間の予定で、山形の事業所で作業です。
　しかも、今回は我々が担当しているIT系の作業ではなく、主管部門側の担当者
不足を補うため、環境を熟知しているうちがアサインされました。
　（工数を消化するための苦肉の策でもあるのですが．．．。）

　一緒に作業を行う主管部門の担当者達は正午前に新幹線で到着する予定。
　そのため、チェックアウトぎりぎりまでのんびりと過ごした後、車をホテルの
駐車場から、山形駅に併設されたパーク＆ライド専用駐車場へと移動します。
　．．．が、ここでアクシデント発生。

　車から荷物を降ろそうとリアのドアを開けた時、キャリーバックが落下。
　「後悔後に立たず」ですが、キャリーバッグは縦に置いたのがまずかった。
　駅の喫茶店に駆け込み、バッグの中身を確認していくと．．．。

　会社端末の液晶が見事に割れてる．．．（泣）

　「これぢゃ、出張中、仕事にならん．．．（汗）」。
　頭の中が真っ白になった。
　でも、主管部門の担当者達が到着するまで二時間近くある。
　それまでに対策を練ろう．．．、打てるべき手は全て打っておこう．．．。

　液晶は割れているが、ディスクは無事なんだろうか？
　とりあえず、端末を立ち上げてみる。
　幸い、画面表示されていないだけで、OSは正常に起動しているようだ。
　今回、作業先の担当者にはIT側の作業で日頃お世話になっている部長が居るので、
事業所内に余剰のディスプレイがないかを依頼してみよう。もし、調達不可の時は
個人用の端末を使用することになるので、念のため、個人用端末への影響を調べて
見ると、こちらは液晶も無事だし、OSも正常に起動。作業で必要となるMS-Officeも
インストールしてあった。これで少なくとも、仕事にならないという最悪の状況は
脱せられたようだ。

　次は、次週の作業時までに端末を復旧させる手筈を整えねば．．．。
　事務所に電話してヘルプデスクの連絡先を聞き出して連絡、コールバックを待つ。
　約一時間経ってからコールバックがあり、月曜午前に修理の予約を取り付けた。
　これで、来週の作業（これまた遠隔地）では、端末が使える目処が立った。

　最後に、上司に端末が壊れたことを報告。
　さすがに車から落としたとは言えないので、エスカレータで大ゴケしたことを
理由にした。すると、大ボスから「怪我はありませんか？」と返信があった。
　丁度、前年度の考課やら、直近のプロジェクトでの上層部の対応やら、直近の
レビューやらで少なからず不信感を抱いていた時期だったので、返信の第一声が
端末を壊したことへの叱責ではなく、怪我への心配だったことは、大ボスを少し
見直しましたね。中ボスの第一声は相変わらず「とんだ災難でしたね」でしたが^^。

　主管部門の担当者達は予定通り、正午前に山形駅着。
　駅近くで昼食をとってから、タクシーで事業所へと移動します。
　その間に、端末がぶっ壊れたこと、ディスプレイを借りるか、個人端末で対応を
行うつもりであることを伝えると、意外とあっさりO.K.が出た。．．．というか、
初めて一緒に作業をするメンバーなので、取っ掛かりの良いネタになった模様（笑）。

　事業所では無事にディスプレイが借りられたので、こちらの思惑通りに作業を
行うことができました。特に事前の調整もなく作業に入ったので、作業を開始して
しばらくは自分が一体何を手伝えば良いのか把握できない状況もありましたが、
あちこち聞き回って作業概要を教わると（この辺りは年の功ですよねぇ．．．）
淡々と作業を進めることができました。

　17時半に、初日の作業は無事終了。
　35度を越す猛暑日の中、事業所内を視察したときの暑さが堪えましたね。
　再びタクシーで山形駅に戻り、ホテルへチェックインする。
　宿泊先はこの時初めて聞いたのですが、前夜に泊まったホテル（ルートイン）の
隣にあるリッチモンドホテルでした。だったら、不要な荷物を車に置いといた方が
楽だったな．．．と少々後悔する。暑さが堪えた一日だっただけに、夕食時に飲んだ
生びぃるが美味しかった〜♪

　山形での作業二日目。
　昨日、あれこれと聞き回って自分のすべき内容と範囲は理解できたので、今日は
淡々と作業を進める。自分に割り振られた二つの作業のうち、一つの作業を完了
させるのを目標にして、ほぼ目標を達成することができました。

　今日は多少作業が長引いて、事業所を出たのは18時半でした。
　ホテルに戻り、昨夜同様、メンバー全員で夕食へと繰り出すことにする。
　うちよりも約一回り若い担当者達（でも、回り道してない分、職階は同じ^^）は
何故か山形牛にこだわっているようで、「肉が食いたい」を連発している。
　ホテルのお姉ちゃんに紹介されたお店、確かに美味しそうな店ではあるが、正直
30代前半の若造が行くような店ではないと思うぞ。たまには高い店で肉を食うのも
良いけれど、正直、君らとは行きたくない店だぞ。

　でも、彼らは行っちゃうんだな。
　確かに、美味い肉でしたが、諭吉１枚出して食べたにしては満足度が低い。
　やっぱり、一緒に居て楽しい人達と食べたい肉でございました。
　肉を食ったことにより、今回の山形出張での利ざやがだいぶ減っちまいました。

　今日が山形での作業最終日。
　作業を終えた後は何かとばたばたして、自分の思う通りに動けないだろうから
山形駅で済ませるべきことは先に対応してしまおう．．．と、午前6時に起床。
　今日の作業で不要となる荷物を車へ運び込み、パーク＆ライド駐車券獲得のために
購入した切符を、9月の滋賀出張用の切符に「乗変」、物理的にも、気持ち的にも
身軽になった状態で三日目の作業へ向かいます。

　昨日の時点で二つの作業のうち一つは終えていたので、残る作業は少ない。
　一つ目の作業結果を管理ツールに入力した後、残る方の確認作業を実施。
　こちらは簡単な照合作業なので、2時間程度で終了。
　13時過ぎには全ての作業を完了できました。ほっと一安心です。
　（何せ、通常は対応することのない作業ですからねぇ．．．）

　一頻りの作業を終えて、事業所内にある休憩室で一服。
　休憩室にある自販機は少々古いんだけど、一服したい気持ちを更に癒してくれる
特殊機能を持っていました。120円のお茶を買おうと500円玉を投入すると、お釣と
して100円玉が5枚出てくる。（両替機か、この自販機は^^）　水を買おうと100円を投入
すると一気に水が七本出てきて、出口が詰まって水を取り出せない。購入した担当者は
「壊してしまった．．．」と真っ青になったそうです（爆）。

　15時までに全員が作業を終えて、結果を伝えて、16時に事業所を後にします。
　「今出れば、一本前の新幹線に間に合う」ということで、タクシーを呼ぶと時間が
掛かるから．．．と、事業所長と営業課長自らが車で駅まで送って頂けました。
　山形駅での待ち時間が長いと、車で来ていることを隠しているうちは非常に行動
しづらかったので、待ち時間が10分足らずで済んだというのは非常に幸運でした。
　「次の作業先（一応、新潟になってます^^）へ向かうので」と何食わぬ顔で彼らを
見送った後、駅裏にある駐車場へと急ぎます。

　山形中央I.C.から高速に入り、仙台市へと移動します。
　村田JCT付近で1km程度の渋滞はありましたが、仙台の定宿（榴ヶ岡）まで約75分で
移動できました。予定通り、てんよめ＋てんむすと合流し、毎度毎度の牛タン屋へ。
　昨夜、気持ちよく食べれなかった肉のリベンジです（笑）。
　やっぱり、仙台の牛タンは美味しいですね♪

　今夜の宿泊地は、宮城、岩手、秋田三県の県境付近にある大湯温泉。
　仙台方面からは、国道342号線、若しくは国道398号線で栗駒山を越えて行くことに
なります。この二本の国道は、2008年6月に発生した岩手・宮城内陸地震で一部区間が
壊滅的な打撃を受けたため長らく通行止が続いていましたが、少し前に再開通した
との情報を得ていました。

　ところが、私が得ていた情報は中途半端だったようです。
　人の話は鼻の穴をかっぽじって、ぺろっと舐めて、よ〜く聞かなきゃ駄目ですね。
　現在、再開通しているのは国道342号線のみで、国道398号線の再開通は2010年9月に
なる見込みとか。私の旅の一週間後が開通日とは、相変わらず良いタイミングで
旅に出てるなぁ．．．と思います（泣）。

　この情報に気付いたのは、東北道を古川I.C.で下り、池月から国道398号線に
入った栗原市内。通行止となる温湯温泉の先には迂回路がないので、やむを得ず
一旦築館に出て、東北道を平泉まで走り、愛宕（奥州市胆沢区）から国道397号線で
大森峠を越えて秋田県に入るルートを取りました。（要はすげぇ大回りって事です）

　通行止が無ければ、仙台から大湯温泉までは120キロ強。
　2時間もあれば移動できてしまう距離です。
　今回は、大回りした上に、通行止となるルートに首を突っ込んだこともあり、
目的地である湯沢市が異常に遠く感じる一日となりました。

　予想外のルート変更で、正午前後のうちは少々テンぱってました（笑）。
　計算の立つルートに復帰できるまでは．．．と走ったら、昼食時を逸しました^^。
　しかも、愛宕から入った国道397号線の大森峠沿いは、小沢氏への献金疑惑でも
紹介された胆沢ダムを建設するほどの閑村のため、店はおろか、人家すら無い。
　結局、我々の昼食は午後１時過ぎに通る東成瀬村まで持ち越されました。

　今夜の夕食は宿でがっつり食べることがわかっていたので、沿道に手打ち蕎麦の
お店があると良いなぁ．．．と思っていたら、東成瀬村の市街地から少し離れた
国道沿いに一軒の蕎麦屋を発見。普通の民家を改造し、旦那さんと奥さんが趣味で
始めたようなお店で、お蕎麦の味はもちろん、御二人の人柄の良さに惹かれる所が
多い素敵なお店でした。

　平日の昼過ぎに訪ねたこともあり、奥様と色々話すことができました。
　話す途中で、お漬け物を頂いたり、揚げ蕎麦を頂いたり．．．と、注文した以上に
色々と頂いてしまって、申し訳ないほどでした。
　通常は限定発売の揚げ蕎麦、お蕎麦のシュークリームみたいで絶品ですよ♪

　【仙人の郷 手打ちそば やまと】
　〒019-0801　秋田県雄勝郡東成瀬村田子内字猿橋沢２番地
　営業時間：11:00〜15:00／定休日：火曜日
　→ 「やまと」さんの紹介サイトへGo！

　今夜の宿泊は、大湯温泉にある「阿部旅館」。
　→ 阿部旅館のサイトへGo！
　以前から宿泊してみたい「秘湯の宿」の一つでした。
　宿自慢の天然川風呂が水温が高すぎて入れなかったのは残念でしたが、深い山に
囲まれた川縁の露天風呂にほぼ貸切で入れたのは最高でした。露天風呂のお湯が
非常に綺麗だったこと、スリッパ無しで館内を歩けるほど廊下が磨かれていること
岩魚の骨酒（別注文）と頂く山菜中心の食事を十分堪能させて頂きました。

　本日のメインイベントは、川原毛大湯滝。
　流れ落ちる二本の滝自体が温泉で、滝壺を温泉として利用できることで有名です。
　これまで小安峡エリアを三回ほど訪ねてますが、時間の制約で川原毛大湯滝へは
行ったことが無かった。足腰が丈夫なうちに、堂々と裸身を見せられるうちに（爆）
立ち寄ってみようと、宿から水着着用で向かいました。

　この温泉、最高です。
　滝に打たれてみたり、滝壺から流れ出る川の流れで自然の「寝湯」を作ったり
うちが一番童心に帰って楽しんでいたように思います。ただ、硫黄泉なのでお湯は
やたらと目にしみますので、はしゃぎすぎて目を痛めることのないように、また
天然の打たせ湯で首を痛めることがないように、くれぐれもお気を付けください。
　平日の早い時間に立ち寄れたことが正解で、村長亭で貸し切れたのも最高でした。

　川原毛大湯滝を出たのは正午過ぎ。
　うちが誰よりも童心に返って楽しんでしまったため、長居しました（笑）。
　温泉を十分に堪能して、小腹も空いてきたので、ここから横手市まで移動。
　てんむすリクエストの「横手焼きそば」を食べに出掛けます。
　（横手焼きそばと、稲庭うどんとの間で、結構心が揺れたらしい．．．）

　川原毛から横手市までは50km弱。
　一般道だと１時間強かかる距離ですが、川原毛大湯滝の入口や三途川渓谷を通る
県道51号線が国道13号線と交わる須川まで湯沢横手道路が延伸されていて、30分強で
横手市まで移動できたのは非常に楽でした。しかも、高速道路無料化施策のお陰で
料金は無料だったし♪　施策実施後初めて、高速道路無料化の恩恵に預かれました。

　今回立ち寄ったのは「元祖神谷やきそば」。
　横手やきそば発祥の店と言われています。
　→ 「元祖神谷やきそば」の紹介サイトへGo！
　うちは2007年4月の東北放浪時に立ち寄っているので二度目の入店。
　「元祖」ですし、自ら立ち寄って「美味しい」と思えた店だったので、せっかく
てんよめ＋てんむすを連れて行くなら、同じ店に行こうと思ってました。

　前回は、G.W.真っ只中に立ち寄ったので、尋常ではない混み方でした。
　今回は平日、しかもランチタイムのピークを過ぎた後ということで、店内には
空席が目立つ状態。余裕のある中でお母さんが作ってくれた焼きそばは、前回よりも
美味しく感じられました。正直、他の焼きそばと味の違いは良くはわからないけれど
麺がしっかりしていて、肉系の出汁が隠し味で利いているように思えました。

　横手焼きそばを堪能した後は、秋田ふるさと村で土産を調達。
　横手市から一般道で北上市まで走り、北上から東北道で一関まで移動します。

　宿泊したのは、厳美渓温泉「いつくし園」。
　ある意味で『懐かしさ』を感じる宿でした。
　リフォームの遅れた旧館は、水回りが悪く、トイレも旧式。部屋も含め、館内では
消毒液の香りが漂う。どの部屋からも景勝地・厳美渓を目の前に見ることができる
構造なのに、渓谷へは直接出れない構造は「もったいないなぁ．．．」と思う。
　（渓谷へと続く遊歩道があるのに、積極的な案内はしていない模様）
　酒類の自販機は無く、部屋の冷蔵庫から（かなり割高な）飲み物を引き抜く方式。
　午前７時に冷蔵庫の鍵が掛かる方式も、久々に目にした気がします（笑）。
　あ"、もちろん、温泉のお湯は循環でした（爆）。

　元々は、岩手県南部、若しくは宮城県北部周辺のビジネスホテルを探してましたが
「いつくし園」で格安プランを提供していたので、二食付きでホテルと同じ値段に
なるのならと、この宿を選択。いわば「ビジネスホテル」感覚での宿泊でした。
　．．．なので、旅館としては疑問符が付く内容も、ホテル感覚で泊まっているので
特に気になりませんでした。

　夕食後、晩酌用のびぃるを探しに、ホテル周辺を散策しました。
　日がすっかり落ちた後の観光地、雰囲気は京都で住んでいた場所での夜に似てると
感じました。昔は祇王寺周辺で肝試しやったなぁ．．．とか、エアガンの試射をする
ために、仲間内で落柿舎周辺でプチバトルやったなぁ．．．とか、昔あった出来事を
色々と思い出せました。

　午前中は宿の回りを徒歩で散策。
　厳美渓って、見るべきものが橋の上から見る景観と、郭公だんご（渓谷を跨ぐ
ロープウェイを走る籠で商品を運んでくれる）程度しかない。やってきた観光客は
30分前後滞在するとすぐに別の観光地へと移っていきます。厳美渓温泉の宿について
昨日の日記で厳しいことを書いてますが、観光地としてもう一工夫しないと、留まる
客はどんどん減っていくように感じます。

　地元の方は渓谷しか「売り物」が無いと思っているかも知れません。
　．．．が、うちからすれば、渓谷裏手に広がる水田風景の方が美しく見えました。
　地元の人にとってみれば「ありふれた風景」でしょうが、その中で滞在できること
自体がバリューに感じる都会人は少なくないと思うんですがね。色々な選択肢の中で
訪れる人が楽しめるような工夫を盛り込んだら、今とは違った価値が生まれる筈です。

　厳美渓を後にして、少しだけ平泉方面へ足を延ばします。
　一大観光地である中尊寺や毛越寺は避けて（拝観料も高いし．．．）、我々が
立ち寄ったのは達谷窟（たっこくのいわや）。
　征夷大将軍坂上田村麻呂公の創建以来、一千二百余年の歴史を誇ると言われ、
岩壁の中に建つ窟は非常に興味を持ちました。
　→ 達谷窟のサイトへGo！

　窟から見る平泉周辺の水田風景は綺麗だったし、窟の前に広がる池に咲く蓮の花も
綺麗だったなぁ。何より、人が少ない窟の中で荘厳な空気を味わえたのが良かった。

　達谷窟を訪ねた後は、千厩町へ向けて移動します。
　町内にあるレストラン「あさひや」で昼食を摂るのが目的です。
　一関からは30kmほど離れてますが、ここのカレーピラフは美味しいですよ。
　→ 「あさひや」のサイトへGo！

　その他、千厩町にはB級グルメが多数埋もれており、うちにとっては一級品の
観光地です。（詳細は国道456号線のページを参考にしてください）

　若柳金成I.C.から東北道に入ったのは午後2時過ぎ。
　若柳金成I.C.は川口JCTまで400km弱の地点です。
　さてさて、村長亭には何時に到着できることやら．．．。

　正直、仙台の手前辺りが一番眠くて辛かった。
　．．．が、刺激の強そうな炭酸飲料を仕入れて、白河の先から雨が降るという
情報が得ると、何処ぞで気合いのスイッチが入ったのか俄然元気になってきた（笑）。
　安達太良（郡山の手前）で休憩後は、ノンストップで村長亭まで走り切れました。
　渋滞は、宇都宮の先で断続的に15kmほど渋滞したのと、首都高で30分程度ロスが
あったくらいで、予想していたよりも相当早い20時半に八王子に着けました。
　この一週間での走行距離は1400km、皆様、お疲れ様でした！

　徳用ウ○コ現わる！

　先発がウ○コ（Marines）、杉内（Hawks）と聞いて、勝てると思っていた人は
どれだけ居ただろうか。うちに至っては、期待を微塵も持たず、試合経過を追う
ことすらしていませんでした（笑）。帰路の東北道、宇都宮付近を走行中にラジオで
試合結果を知った時には車内で大騒ぎしておりました。

　最多勝争いを演じる投手の調子を狂わし（決して、「投げ合い」とは書きませぬ）
誰も期待をしていないところへ白星をもたらす所は、正に「徳用ウ○コ」と言える
かも知れません。

　今回の旅は、前半が出張だったこともあり、一週間自宅を空けました。
　泊まりがけで、独りでふらっと出掛けること自体は日常茶飯事ですが、さすがに
一週間丸々不在にすると、戻った時の脱力感ってものすごいですね。
　今日は終日、自宅でうだうだしてました。

　来週後半から、再び出張ウィーク（但し、全て日帰り）に突入するので、疲れを
引きずらないようにせにゃあきません。まだ体調も万全には戻っていないので．．．。

　二週間ぶりに事務所へ出勤しました。
　但し、午前中は都心エリアで打合せだったので、朝はのんびりでした（嬉）。
　打合せを終えて、11時過ぎに事務所に着いたら、まずヘルプデスクへ。
　液晶が割れてしまった端末を、新しい端末に交換して貰う。
　データ移行に一時間近く掛かったのは痛かったが、これで明日以降、再び端末を
フル活用して作業が行えます。

　今回の修理費用は部門負担になるのですが、「故意」または「過失」と判断された
場合には自己負担が発生します。山形の事業所への移動中に起きた事故を上司が
「過失」と判断しないことを祈るばかりです。

　今日は上毛新聞敷島球場（前橋）と、石川県立野球場（金沢）でNPBの一軍公式戦が
開催されました。どちらも、この村でスタジアムレビューをアップしている球場の
ため、多くの彷徨える野球ファンが村を訪れたようです。野球シーズン中は、一日に
500〜600アクセスあれば良い方ですが、今日だけで1290アクセスだったというのは
驚いています。

　正直、石川県立野球場は最近行っていないので情報は古いですが、逆にBCリーグの
観戦で訪れることが多い上毛新聞敷島球場については、柿落とし後の画像が充実して
いたり、スウィーツから夕食ネタまでグルメ情報も豊富なので、役立てられた方も
多かったのでは．．．と思います。
　焼き饅頭やソースカツ丼の売り上げに少しでも貢献出来ていれば、嬉しいです。