国道157号線｜R157｜杉山鉱泉｜荒御前神社｜百万石通り｜白山スーパー林道｜花見｜紅葉

　金沢駅、兼六園方面から走ると、近江町市場や百貨店などが建つむさし交差点を
左に折れる形で、国道159号線から国道157号線へと入る形になる。ここから、香林坊、
片町と金沢市街の中心部を通り抜けて、金沢市街の西側をほぼ東西に走ることになる。

　片側二車線の道で通り抜けるのだが、沿道に高い建物が少なく、市街地を走る割には
広い空の下を走ることができる。中心部を通る区間らしく、片町を過ぎた野町広小路では
右折レーンが現れ、有松交差点で右折、横川交差点で左折と国道157号線だけを愚直に
走ろうとすると、あちこちで車線の制限や、交差点で曲げられる箇所が現れる。
　有松交差点を過ぎた辺りから、早くも市街地の様相は徐々に薄れてくる感じだ。

　野々市市三日町から、1.5kmほど、国道8号線と重複する。
　金沢市内では、JR線を挟んで南側を国道157号線が走り、北側を国道8号線が走る。
　金沢西I.C.の西側で北陸道と分かれた国道8号線がJR線を跨いで、線路の南側へ
進路を取り、三日町で国道157号線と合流することで、いわば環状線のような道路
構造となっている。あと、余談ですが、野々市市内でうちが給油した国道157号線
沿いのキグナス石油、安いですよ。

　乾東交差点で再び国道8号線と分かれる。
　青看上では「勝山、白山ろく方面」と記されている。
　国道157号線に入ってしばらくは片側二車線の見通しの良い快走路。
　野々市市から白山市に入ると片側一車線となるが、既に道路拡幅用の用地はグリーン
ベルトや遊休地として確保されているので、変わらず見通しは良い。南に向かうに
つれて、沿道に田園風景が広がるようになってくる。

　白山市鶴来まで来ると、白山本宮、白山比�盗_社（しらやまひめじんじゃ）の
案内板を多く見かける。ちなみに、白山本宮、白山比�盗_社ともに、同じ神社の
ことを指している（後述）。また、白山市鶴来付近からそれまで広がっていた平地が
だいぶ狭まって、山々が両脇から迫る中を手取川沿いに南下していく。それと同時に
白山連峰の山々がこれから進む方向に見え始める。

　白山市北辰中学のやや南で見かけた喫茶店。
　小さな地元の喫茶店なのですが、週末の9時前に通った時に、モーニング時間帯
だからでしょうか、地元と思しき車が多くとまっていた。

　白山比�盗_社（しらやまひめじんじゃ）は、石川県白山市三宮町にある神社。
　全国に2,000社以上ある白山神社の総本社である。
　通称として「白山（しらやま）さん」「白山権現」「加賀一の宮」「白山本宮」
とも呼ばれる。

　石川県・岐阜県の県境に立つ白山（標高2,702m）の山麓に鎮座し、白山を神体山と
して祀る神社である。元は現在の古宮公園の場所に鎮座していたが、室町時代に火災で
焼失し現社地に遷座した。また白山山頂の御前峰には奥宮も鎮座し、山麓の社殿は
これに対して「下白山」または「白山本宮」と呼ばれていた。境内には国宝の剣
（銘 吉光）のほか、重要文化財が多数伝えられている。

　（Wikipedia：白山比�盗_社より抜粋）

　加賀一の宮駅（かがいちのみやえき）は、石川県白山市白山町にあった北陸鉄道
石川線の駅（廃駅）。2009年（平成21年）11月1日 - 鶴来駅 - 当駅間（2.1km）が
廃止され、廃駅となる。

　普段は静かな駅ではあるが、毎年大晦日から元旦にかけて白山比�盗_社の初詣に
合わせた臨時列車を野町 - 加賀一の宮間で運行していた。多くの参拝客が鉄道を
利用し訪れ、このときは一年で一番駅が賑やかになっていた。

　1927年竣工。白山神社総本社の門前駅であることから、唐破風の車寄せが付く
入母屋造りの瓦屋根や、木製の駅名看板など、純和風の風格のある造りが特徴だった。
廃駅後は取り壊される予定だったが、この駅舎を惜しむ地域住民から反対運動が起こり
そのまま置かれることとなった。

　（Wikipedia：加賀一の宮駅より抜粋）

　白山市河内町福岡で、立派な煉瓦立ての施設が目を引く。
　これが福岡第一発電所で、手取川中流部に位置する北陸電力の水力発電所である。
　1911年（明治44年）に辰村組により設計施工され、現在も稼働している。
　構造は煉瓦造、瓦葺で最大出力3900kw、常時出力850kwの発電を行っている。
　2001年（平成13年）には国の登録有形文化財に登録された。

　（Wikipedia：福岡第一発電所より抜粋）

　水しぶきが落下する様が、綿が舞っているように見えるとのことからその名が
ついた綿ヶ滝。32ｍの高さからの水流はダイナミックな迫力に満ち、周囲の景観の
美しさも格別です。

　→ 手取渓谷の紹介サイトへGo！

　下吉野交差点から国道360号線に入り、しばらく進んだ場所にあるのが鳥越集落。
　加賀一向一揆の拠点となった鳥越城址があることから、旧鳥越村（現白山市）は
「一揆の里」として知られている。鳥越集落の中心部にあるのが一揆そば長助。
　太めの田舎蕎麦が自慢で、週末ともなると多くの客が訪れている。

　→ 一揆そば長助の紹介サイトへGo！

　金沢、行き易い街ではないですが、数年おきに何度か立ち寄る機会があり、
何かとお気に入りのお店が出来つつあります。金沢市内の有名どころは各自調べて
回って頂くとして、ここでは個人的に気に入っている場所を何箇所かご紹介します。

　最近、金沢へ行くと必ず生麩を買っています。
　その味もさることながら、お店のお姉さんの対応がむっちゃ良いです。
　「これがお薦めです」「これは○日、日持ちします」という事務的な回答の他に、
「うちではこんな風で食べてます」とか、「こんな料理でも使ってます」「こんな風に
保存してます」．．．等々、本当にこの店の商品を使ってる／好んでいるのが良く
伝わって、好感度がむっちゃ高かったです。
　→ 加賀麩不室屋のサイトへGo！

　金沢市民には有名なおでん屋さん。
　我々も金沢の夜はここで飲んでいることが多いです。
　創業80年の味も然ることながら、若いものには絶対に鍋を触らせないおやじの
頑固ぶりが大好きです。
　→ 赤玉本店の紹介サイトへGo！

　香林坊付近に数店を構える少し高めの居酒屋さん。
　我々は下記リンクにある「魚焼いたる」へ立ち寄ったのだが、掘りごたつ風に
作られたカウンター席に座りながら、店長や板前さんと直接やり取りしながら料理を
頂ける雰囲気が素敵。海の幸だけでなく、加賀野菜（加賀蓮根、五郎島金時など）を
使用した繊細な料理もまた美味しかった。
　→ 「酒と人情料理 いたる」のサイトへGo！

　うちの父が大好きで、うちが金沢に行くと必ず土産に買って帰ります。
　元々、うちはきんつばって苦手だったのですが、ここのきんつばや、飯田の和泉庄
（いずしょう）の大きんつばを知ってから、（美味しいものなら）きんつばを食べれる
ようになりました。
　→ 中田屋のサイトへGo！
　→ 【おまけ】飯田 和泉庄の紹介サイトへGo！

　武蔵ヶ辻の名鉄エムザ内で見かけたお店。
　各種揚げパンと珈琲のセットはお薦めです。
　町歩きの途中に、近江町市場の帰りに．．．、是非どうぞ！
　→ 紀男カフェの紹介サイトへGo！

　金沢市中心部にある老舗の洋食レストラン。
　おすすめは、オムライス、ハヤシライス、クリームコロッケ。
　特に、自由軒オリジナルと言える醤油ベースのオムライス、玉ねぎ本来の味を
活かしたハヤシライスは絶品。
　→ 自由軒のサイトへGo！

　「ハントンライス」は、ケチャップで味付けしたバターライスの上に、半熟の
薄焼き卵と白身魚のフライを乗せ、タルタルソースをかけたもので、一見すると
オープンオムライスのようである。一般的には「ハンガリーのハンと、フランス語で
マグロを意味するトンをあわせた造語」が名称の由来であると言われる。
　（Wikipedia：ハントンライスより抜粋）

　うちは香林坊近くにあ「グリルオーツカ」で「ハントンライス」を頂きました。
　お店の方に訪ねると、「グリルオーツカ」さんではカジキマグロのフライを上に
載せているとか。海老でもなく、カツでもない、独特の食感を楽しむことができた。
ただ、上にのっているケチャップとタルタルは、40過ぎたおっさんには少々くどいか？
　人に薦めるかどうかは微妙ですが、旅ネタとしては面白いかと思う。
　→ グリルオーツカの紹介サイトへGo！

　「車を運転する者は皆、この道を走ることが夢である」といっても過言ではない
くらいお薦めの道。約８キロに渡って、車でも走ることが可能な、非常にしまった
砂の海岸が続きます。打ち寄せる波の音を聞きながら、窓を全開にして、車を走らせた
時の気分はもう最高です。
　能登半島の付け根、羽咋市にあるので金沢からは少し離れてます。（約40km）

　車で行かないよ．．．という方は内灘砂丘へ。
　内灘砂丘は、石川県河北郡内灘町を中心とする砂丘で、金沢市粟崎から内灘町・
かほく市にまで延びる日本で二番目に大きな砂丘です。
　金沢から北陸鉄道に乗って17分、内灘駅から1キロ強歩くと砂丘に出ます。

　８号線からは少々離れるのですが、金沢市の隣、内灘町の河北潟に掛かる
内灘大橋は夜間（日没〜午後10時）にライトアップが行われます。時報や四季に
よってライトアップの色も変わるそうです。橋の両脇には駐車場があり、車を
停めて橋のライトアップを楽しむことができます。
　ちなみに、内灘大橋の別名はサンセットブリッジというのだとか。
　→ 内灘大橋のライトアップを紹介するサイトへGo！

　国道360号線を分岐すると勾配が厳しくなり、橋梁とトンネルを連ねて、ダム建設の
時に作られたであろう真新しい道で一気に高度を稼ぐ。坂道を上る途中、これまで
通ってきた道や集落を俯瞰でき、なかなかの風景を楽しむことができる。上り切った
場所にあるのが手取川ダム、坂道を上がりきると、細かいトンネルを連ねながら、
ダムサイトの道を進む。

　長いダムサイト区間を抜けて、白峰を過ぎると、急に山深くなって、沿道に民家が
見られなくなる。うちが走ったのは4月29日ですが、道の両脇に残雪がかなり残る中、
緩やかなカーブと勾配で自然豊かな山道を上っていく。その間は白線区間がずっと続き
追い越しフリー。北海道／三国峠越えの原生林に囲まれた区間に近いモノを感じた。
峠道を５〜６分上がってきたところが谷トンネル、このトンネルで一気に峠を越えて、
福井県勝山市へと入る。

　福井県側の方がカーブ、勾配ともに急で、峠道の距離が長い。
　福井県側の方が急峻であるが故に、道の整備が遅れているように感じた。
　スノーシェッドも連続するのでお世辞でも走り易い区間ではないですが、さすが
100番台の主要国道だけあって走りづらさは感じなかった。勝山市街の6〜7km手前
くらいから、久々に民家や耕作地が車窓に現れ始める。峠道を下ると栃神谷（名水の里
らしい）を過ぎて、長めのトンネルを抜けると勝山市街に到着する。

　手取川ダムを通り過ぎて、白峰交差点から分かれる県道33号線と、国道157号線に
挟まれた場所に白峰温泉がある。総湯を中心とした温泉施設に加えて、集落に残る
伝統建造物群保存地区などを楽しむことができる。

　険しい峠を越えて、福井県へ入った所に、杉山鉱泉という一軒宿がある。
　山間にある温泉、峠を目の前にした立地が気になり、宿の情報を調べてみた。
　囲炉裏のある宿の雰囲気、のんびり落ち着けそうなお風呂、熊の刺身など食事も
目を惹くものが多く、機会があれば是非．．．と思ってしまう宿である。

　→ 杉山鉱泉の紹介サイトへGo！

　長山町交差点を左折すると、これまでの山越え区間から変わって、勝山市と大野市の
市街地東側を通る区間になり、長山町交差点から概ね片側二車線の良く整備された道が
続き、非常に走り易い区間となっています。

　後述する平泉寺入口を通り過ぎ、九頭竜川を渡ると、勝山市から大野市へと入る。
　九頭竜川を渡る手前で交わる県道17号線と、九頭竜川を渡り、トンネルを抜けた後に
斜め右方向に分かれる県道が、いずれも旧国道ルート。バイパス道路である現国道を
走るよりも、勝山市、大野市の市街地を走れて、発見が多いかも知れません。

　バイパス区間ではありますが、右手に美しい山々を見ながら、勝山市、大野市郊外の
田園風景を見ながらの区間は走っていて気持ち良いです。程なく、大野市街の東側で
越美北線の線路を跨ぎ、国道158号線と交わります。

　平泉寺白山神社は、717年（養老元年）、泰澄によって開かれたという。
　中世以降比叡山延暦寺の勢力下に入り、霊応山平泉寺として知られるようになり、
豊原寺と双璧をなした。白山信仰の越前側の禅定道の拠点として山伏僧兵が集まる
ところとなり、朝倉氏の保護を受けていた室町時代後半の最盛期には、48社、36堂、
6千坊、僧兵8千人の巨大な宗教都市を形成した。
　戦国時代には朝倉氏と肩を並べる越前国の一大勢力であったが、織田信長に
攻められたことによる朝倉氏滅亡後の1574年、一向一揆が勃発、逃れてきた朝倉景鏡を
かくまった為4月、一向一揆に焼き討ちされて全山を焼失した。その後、豊臣秀吉等の
崇敬を受けて顕海が復興し、江戸時代には福井藩・越前勝山藩から寄進を受ける。
　1688年、江戸幕府により白山山頂が平泉寺領と定められ、白山頂上本社の祭祀権を
獲得した。明治時代に神仏分離令により寺号を捨て神社として残されて現在に至る。
　（Wikipedia：平泉寺白山神社より抜粋）

　→ 白山平泉寺のサイトへGo！

　福井県大野市の城下町に佇む一軒の米菓屋。
　 米本来のおいしさをたくさんの人に知ってもらうため、 昭和23年の創業以来、
米菓一筋に自社製造を続けています。粒のままのもち米をせいろで蒸すところから
はじまり、杵でつき上げ、直火焼製法で仕上げることで、米の菓ゆめすけならではの
味が生まれています。創業以来六十年以上受け継がれる独自製法で、一つひとつ
丁寧に、心を込めて製造しています。（お店のサイトより抜粋）
　かき餅のほか、店頭では越前大野産のコシヒカリを名水で「せいろ蒸し」にした
おだんごが売られています。

　→ 杉本清味堂のサイトへGo！

　4月下旬から5月上旬にかけて、乾側地区の水田は桃色に染まります。
　何度でも訪ねたいと思える素晴らしい風景が広がっていました。
　ここはホタルの里としても有名なのですが、畦道に芝桜が植えられていて、桃色に
縁取られた水田風景が見事です。余裕があるのであれば、国道476号線の峠道に足を
踏み入れて、水田風景の奥に見える雪を被った白山連峰と合わせた風景を楽しんで
みてください。

　→ 乾側地区（丁集落）のシバザクラの紹介サイトへGo！

　国道157号線の情報をまとめるにあたり、勝山市周辺の気になる情報を
以下にまとめてみました。いわゆる「B級観光地」といった括りになるでしょうか。
　実際に訪ねたことはないですが、機会があれば是非立ち寄ってみたいと思う場所です。

　勝山市東部にあるスキージャム勝山の先へ続く林道を大野市側に入った場所に
入口があります。林道脇に案内板が立っているので場所は分かり易いとか。
　そこから徒歩約10分のところに滝があります。
　水量はあまり多くないものの、美しい滝と聞いています。

　隠れた福井の銘菓なのだとか。
　シュー生地と羽二重餅、くるみをサンドしたあっさりと美味しいお菓子。
　最近は、福井駅の土産売り場で、お土産に買う人が多くなったとか。
　勝山市街地の国道157号線沿いにあります。

　→ 金花堂「はや川」のサイトへGo！

　日本で出土された恐竜化石の多くが、ここ勝山市で発見されているのだとか。
　私は恐竜には全く興味がありませんが、少なくとも、以下で紹介する張りぼて城とか
御利益の全くなさそうな大仏を見るよりは、価値がありそうです。福井県立恐竜博物館は
恐竜に関する資料を展示した恐竜に関する国内最大級の博物館です。

　→ 福井県立恐竜博物館のサイトへGo！

　B級観光地というよりは、C級、いやD級観光地と言っても良いでしょう。
　勝山には確かに城はありましたが、今博物館が建っている場所ではなかった。
　要は、観光客を呼び込むための「張りぼて」でしかありません。

　→ 越前勝山城（博物館）のサイトへGo！

　奈良の東大寺大仏殿より大きいという記事をどこぞで見かけましたが．．．。
　金に目がくらんだ坊主がいる寺の名前が「清大寺」とは、笑っちゃいます。

　歴史のない大仏に、何の御利益がある！

　→ 越前大仏（清大寺）のサイトへGo！

　国道157号線の情報をまとめるにあたり、大野市周辺の気になる情報を
以下にまとめてみました。実際に訪ねたことはないですが、機会があれば是非
立ち寄ってみたいと思う場所です。

　国道476号線沿いにある亀山公園内にある。
　今年で築城430年を迎える城は、松本城や岡山城と同じく、シックな黒塗り。
　金森長近が4年の歳月をかけて築城した当時は、二層三階の大天守や外堀、内堀を
巡らす堅固な城だったようです。大きい石を奥に押し込む野面積みという工法で
築城されたとのことで、貴重な史跡に当たるのだそうです。
　江戸時代後期に焼失し、現在の城は昭和43年再建されました。
　夜にはライトアップもされます。

　大野市は里芋が名産と聞きました。
　煮崩れしない立派な里芋は、煮物に最適なのだそうです。
　後述する朝市に立ち寄って、採れたての里芋を手に入れたいものですね。

　大野市街の七間通りでは朝市が開かれます。
　これは、大野に城が築かれ、町が形成されて以来、400年の歴史があるそうです。
　春分の日から12月末までの毎日、午前7時から11時半頃まで開かれます。
　農家のおばちゃん達が新鮮な野菜を路上で販売しています。
　七間通りには創業150年以上の老舗が並び、明治の町家風の建物も見所です。

　「日本百名山」に挙げられる荒島岳から流れ出る高さ100mに及ぶ三段の滝。
　清涼感のある、なかなか美しい滝です。

　→ 仏御前の滝のサイトへGo！

　地図で見つけるまで、この桜の存在は知りませんでした。
　知っていれば、数年前の春に岐阜を訪ねた時に、無理してでも立ち寄ったでしょうね。
　淡墨桜は、三春の滝桜、実相寺の神代桜と並ぶ日本三大桜のひとつに挙げられる。
　樹齢1500年以上で、前述の神代桜に次ぐ古木とされています。
　下記のリンクで、淡墨桜と桜のある根尾谷の断層に関して紹介されています。

　→ 淡墨桜と岐阜県根尾谷断層の紹介サイトへGo！

　名鉄新岐阜駅前交差点を過ぎると、沿道には岐阜駅から続く目抜き通りに作られた
アーケード街を見ながら進む。片側二車線区間だが、ほぼ左側の車線には路上駐車の
車が駐まっているため、実質片側一車線とみた方がよさそう。

　岐阜駅から500ｍほどの神田町五丁目交差点で左に折れ、次の千手堂交差点でも
県道53号線（本巣方面）を分ける形で更に右に折れる。左折と右折を繰り返す中で、
徐々に岐阜市の中心部からは離れているのが車窓から見て取れる。忠節橋の手前まで
片側二車線で岐阜市街地を抜けていく。

　忠節橋で長良川を渡ると、国道157号線は左に折れて、岐阜市郊外の住宅地の中を
進む。岐阜駅周辺を走っていた時よりも住宅が密集している感じで、やや狭めの
国道に密集した住宅地が迫ってくるようだ。三橋南を過ぎると、沿道から住宅地が
姿を消し、急に果樹園（糸貫地区は富有柿で有名）を中心とした農地が多くみられる
中を進むようになる。沿道には富有柿の販売所も多くみられる。それまでの窮屈な
車窓から解放されて快走を始めると、程なく道の駅本巣に到着する。

　片側一車線の道で、岐阜駅へ向かっていることもあり、沿道には官庁系の建物
（国道事務局、消防局）が並んでいる。ただ、市街地はそれほど密集している形
ではなく、アパートや民家などが普通に建っている中を進んでいる感じ。加納を
過ぎた辺りから片側二車線となり、名鉄の線路が右側から寄り添ってきて、JRの
線路をオーバークロスすると程なく岐阜駅前交差点。

　岐阜の美味しい洋菓子店を標榜するお店。
　サイトにあるスウィーツたち、どれも美味しそうです。

　→ フランセヤノのサイトへGo！

　立派な店構えが目を惹く「あられ松福」の加納店が沿道にありました。

　→ あられ松福のサイトへGo！