国道56号線｜R56｜水荷浦｜宇和海｜内子座｜鯛めし｜宇和島城｜闘牛場｜天赦園｜花見｜紅葉｜景色

　夜、暗くなってから走ったので景色は良くわかりません。
　高知市内はバイパス化が終っていて、片側２車線の道路は走りやすかった。
　春野町内も、バイパス化工事を行っており、近いうちに高知市内・春野町内は
すべて片側２車線の走り易い道路になるはずです。
　春野町と土佐市の間で渡った仁淀川が予想以上に大きい川で驚きました。

　高知市内で気になっているお店、うちが実際に訪ねてお薦めするお店を紹介します。
　なかなか訪ねられる街ではないですが、もう一度、のんびりと訪ねたいんですよね。
　あと、高知市は人口一人当たりの喫茶店店数が日本一なのだそうです。
　同じく、喫茶店の多い名古屋市や尾道市と比べて、個性のあるお店も多いらしいので
（モーニングに味噌汁が出てくるトコが多いらしい）、数軒はしごして、確かめてみる
のも楽しいかも知れませんね。

　旅に出る前にぐぅさんからお店の存在を教えて頂き、その少ない情報だけで店を
探したら、市内で迷った迷った．．．（汗）。でも、苦労した分、探し当てたお店は
暖かかった。珈琲も美味しくて、心から「訪ねて良かった」と思えました。
　閑静な住宅地の中にお店はあり、珈琲もケーキもむっちゃ満足できるお味でした。
　評判を聞きつけて、うちのように遠方から訪ねてくるお客さんも多いそうです。
　そんなお客さんへの配慮も十分に感じられるお店でした。
　→ ジョエルのサイトへGo！

　山口県須佐直送のイカは絶品。
　刺身にしても足や身が、動くイカ。薄っすら色が変化するイカ。
　イカ以外のメニューも豊富で、高知の夜を楽しませてくれそう。
　週末は予約で一杯になることも多いので、予定が決まった時点で予約することを
おすすめします。

　→ 寅八商店の紹介サイトへGo！

　以前にテレビで紹介されていて気になったお店です。
　高知と言えば「鰹のたたき」ですが、このお店では「塩たたき」を味わえるとか。
　高知市内では静かなブームになっていると聞いています。
　熱燗を片手に、塩たたきを味わいに行くのも宜しいかと〜♪
　1月はモンスマカツオの刺身が旬で美味しいのだそうです。

　住所：高知県高知市北本町1-1-1
　電話：088-875-4744
　営業：午後5時〜午後11時（日曜日が定休日）

　ここも、夜暗くなってから走ったので景色は良くわかりません。
　しかも長時間の運転で意識も半分飛んでいたのでなおさらです（笑）。
　須崎を超えてからは、常にアップダウン・カーブのあるコースで、お世辞でも
走り易いコースではなかったと思います。とりわけ中土佐町と窪川町の間にある
七子峠前後がカーブ・アップダウンともにきつかったです。
　ただ、信号がほとんどなく、交通量もぐっと減るので、計算通りに走れる区間
であることは確か。

　高知から西へ向かうと松山方面と、四万十・足摺岬方面への分岐点となる須崎市。
　交通の要衝である須崎市ですが、観光要素というと非常に乏しい。
　そんな須崎市に関する情報を集めてみました。

　須崎市の御当地グルメと言えば、鍋焼きラーメンです。
　そして須崎市で鍋焼きラーメンと言えば、この橋本食堂を挙げる人が多いらしい。
　四国西部を旅する際には外せないポイントになるかと思います。

　→ 橋本食堂の紹介サイトへGo！

　土讃線の安和駅は、須崎駅から窪川方へ二つ先にある駅である。
　ホーム一面と、小さな待合所があるだけの無人駅である。
　．．．が、この駅は目の前が海であり、白い砂浜、青い海、漁村と駅を一緒に
写真に収められる絶景のロケーションが広がっている。

　窪川の街が途切れると「片坂」というごっつい急坂を下る。
　途中に「緊急待避所」というスペースがあることからいかにこの坂がすごいかを
物語ってます。（ブレーキ故障車が突っ込む、鉄道で言うところの「安全側線」）
　佐賀町を抜けると、一面太平洋！ビーチは確認しませんでしたが走って眺める
だけでも心が洗われる風景です。
　中村市に入ると、いきなり四万十川を渡ります。川幅はあまりありませんが、
確かにきれいな川です。
　あとは宿毛市まで平坦な道を坦々と走るだけ。土佐くろしお鉄道の特急と競争
するくらいですね、この区間の楽しみと言えば。

　中村市街地を通り過ぎ、逢坂トンネルを越えて黒潮町へ。山に育まれた田園地帯を
見ながら走る。浮鞭駅を過ぎると、車窓に海が広がり始める。宇和島市から県境を
越えて宿毛市へ向かった時と同様、入り江や漁港を結び、入江と入江の間の海に
突き出た半島部分はトンネルでショートカットする道が続く。
　黒潮町役場付近には綺麗な砂浜が広がり、広大な海浜公園等も整備されている。
　土佐佐賀駅周辺や黒潮町周辺はホエールウォッチングが盛んで、観光船の案内板を
多く見かけた。

　旧大方町（土佐入野駅付近）と旧佐賀町（佐賀公園駅付近）とを隔てる井ノ岬を
境に、沿道の海の表情が変わる。旧大方町側は美しい白浜に松林という海水浴向けの
海岸で、旧佐賀町側は岩がごつごつと隆起した千畳敷的な海岸が広がる。
　土佐佐賀駅を過ぎると、そんな海岸風景と分かれて、内陸部を走るようになる。
　しばらくは車窓と同じ高さに田園地帯が広がっていたが、国道は片峠に向けて
徐々に高度を上げて、谷底にある集落、田園地帯を見下ろすように走る区間が続く。
峠を越えると窪川側は市街地に向かって多少下るだけの緩やかな道、典型的な片峠の
峠越え区間でした。

　四万十天然水仕込みのノド越しが良く、コシの強いうどんが評判のお店。
　北海道産チホク小麦と、四万十川の伏流水、天然塩を使ったコシのあるうどん麺に
土佐清水産の宗田節、国産の鰹節・サバ節をふんだんに使ったダシが特長。
　店内が完全禁煙となっているのも嬉しい。

　→ いろりやのサイトへGo！

　中村駅前から国道56号線に入り、沿道に続いていた中村市街地は長くは続かず、
四万十市郊外の田園地帯が広がるようになる。水が張られて、田植えがされたばかりの
水田が非常に綺麗でした。四万十市と宿毛市の間には峠などはなく川が流れるのみ、
非常にフラットな行政界でした。宿毛市にはいってからも市郊外の水田地帯が広がる
のは変わりません。

　四万十川の天然鮎、天然鰻を楽しめるお店。
　鮎や鰻の他にも、かつをの塩タタキ、あおさの天ぷら、清水さばの刺身など
土佐の味を堪能することができる。

　→ 季節料理たにぐちの紹介サイトへGo！

　平日の早朝、駅の情景を撮影しようと宿毛駅から二つ先の平田駅へ。
　宿毛からは軽い山越えを挟むので、健脚の学生さん達もこのエリアから宿毛市街まで
列車で通うはずという読み通り、駅周辺は宿毛、中村方面へ通学する学生達で賑わって
いました。学生達が列車を待つのに混じり、お遍路さんの姿もちらほら。
　中にはオランダからやってきたという方も居て、国際色豊かです。

　宇和島市南部の住宅地の中を進む。
　国道を南下するにしたがって、徐々に市街地は消えていく。
　宇和島市、津島町、愛南町．．．と入り江や漁港を結んでいく形。
　入江と入江の間の海に突き出た半島部分はトンネルでショートカット、津島市街地が
多少大きめだったのと、市街地に数軒気になるお店も点在していたのが気になった。

　津島町の市街地を過ぎてから海が見え始める。
　市街地周辺では運河のように入江が見える程度でしたが、津島町南部からは
べったりと海に寄り添うように走る。愛南町と御荘町の境付近では、半島をかなり
高い位置で越えているので、ここから見える景色は美しい。御荘町の中心地は
レクリエーション公園の入口、開放感があって走りやすかったが、信号が多いのが
難点かも。一本松から県境を越える区間はトンネル数本で一気に越えられるように
道の整備が進んでいた。

　宇和島市中心部からは少し離れますが、宇和島市遊子は立派な棚田が残る地域と
して全国的にも有名です。宇和海に沿った急峻な傾斜地に石積みの棚田が築かれて
いる風景は圧巻です。うちも雑誌等で何度か目にしていますが、棚田フェチとしては
一度は訪れなくてはいけない．．．と思っています。
　農耕に適した土地が少なかった宇和島伊達藩が土地を求めて棚田を造成したと
考えられがちですが、当時（江戸時代）、宇和島伊達藩の外貨収入源は主に漁業で
あり（鰯漁）、関西方面に出荷した干鰯で得た収入を基に、漁師が農作物を自給する
ために棚田が開墾されていった．．．というのが理由のようです。
　（宇和島南I.C.から県道37号線と県道346号線で約20km）

　西海地域にある小さな集落「外泊」。
　入江に面した急斜面には民家が山の中腹まで続き、それぞれの民家は、台風や
季節風から家や暮らしを守るため、軒に達するほどの石垣を整然と積み上げている。
その景観から石垣の里として知られ、独特の家並みを形成するこの集落は日本を
代表する石垣文化の一大景観地となっている。

　愛南町のサイトより抜粋。

　宇和島市のお薦め情報は、次項で紹介しています。

　何と言っても、鯛めしが美味しかった。
　宇和島の鯛めしは他と違い、生の刺身を使うところが特徴。
　醤油味のタレと溶き卵を混ぜたものに刺身を通して、あったかご飯の上に。
　それに、刻み海苔・ネギ・そぼろなどの薬味を載せた後、蓋をして蒸らすの。
　お世辞でも綺麗な食べ方ではないですが、むっちゃ美味しくて満足できます。
　個人的には松江の鯛めし（鯛のそぼろをご飯にかけたお茶漬け）がお気に入り
なのですが、宇和島バージョンもなかなかどうして、負けていません。

　あと、宇和島ではケーキ屋さんにも立ち寄りました。
　宇和島郵便局より、アーケード側に少し入った場所にある「じゅてーむ」san。
　「シュークリームに自信があります」と言う通り、皮とクリームともに昔の
シュークリームを極めたらこうなった・・・という感じのお味。
　甘さ控えめで、うち好みの一品でしたよ。
　２階には甘味処があって、ゆっくりしていくこともできます。

　市役所にも立ち寄ったのですが、庁舎内にインターネット用の無料端末があり
うちもその端末から村議会にアクセスしました。
　自分の端末を広げることなく、コミュニケーションが図れたのは良かったです。

　前述の通り、宇和島市は宇和島伊達藩の城下町として栄えた町です。
　市内には国の重要文化財に指定されている宇和島城天守閣や市営の闘牛場、
宇和島藩七代藩主伊達宗紀が造営した天赦園、等覚寺の龍華山庭園、大隆寺の
金剛山庭園．．．等、半日程度で城下町をのんびりと散策することができます。
　等覚寺と大隆寺はいずれも伊達家の菩提寺となっていて、伊達家ゆかりの品々も
鑑賞できます。重要文化財の豊臣秀吉像が有名なのだそうです。

　→ 宇和島市闘牛場のサイトへGo！
　→ 宇和島城の紹介サイトへGo！
　→ 天赦園の紹介サイトへGo！

　宇和島から吉田までは、市街地の中を走る。
　信号も多く、すいすい・・・とは行きません。焦らずのんびり走りましょう。
　宇和島市吉田町は日本一のみかんの産地、町内のあちこちで「生産量日本一」で
あることを示す看板が立っています。伊予吉田駅、立間駅付近が町の中心地で、
運河のように見える入り江を見ながら進みます。

　吉田を過ぎると、宇和町までは山越えのルート。
　町境にある法華津トンネルを中心に、数本の長めのトンネルで町境を越えます。
　トンネルとトンネルの間に見える山はすべてみかん山、愛媛だなぁと感じる一瞬。
　宇和町で一旦市街地を走り、大洲市との境はまたしても山越え。
　とりわけ、大洲側の斜面が急で、カーブが連続する区間となります。
　宇和島〜大洲を通して、交通量が多い区間。時間には余裕を持った方が良いです。

　卯之町は幕藩時代には宇和島藩の在郷町として栄えた。
　卯之町駅東側に広がる市街地には、江戸中期から昭和初期の商家が立ち並ぶ。
　白壁、うだつ、半蔀（はじとみ）、出格子など伝統的な建築様式が残る町並みを
訪れる観光客は絶えない。

　旧宇和町小学校を移築した博物館。
　日本一の長さと言われる109mの廊下が有名な素敵な木造建築です。

　→ 宇和米博物館の紹介サイトへGo！

　大洲市のお薦め情報は、次項で紹介しています。

　ここ数年、足繁く訪れている四国。
　大洲市のある四国西部も近々足を延ばそうと計画しており、国道441号線の情報を
まとめるにあたり、大洲市周辺の気になる情報を集めてみました。大洲市に立ち寄る
機会に恵まれたならば、是非立ち寄ってみたいと思います。

　この一帯は、戦災にあわなかったことも関係して、町並みはほとんど旧態依然と
しており、城下町特有のT字路、L字路、袋小路などの遺構も残っており、地名等も
城下町の風情を偲ばせるものが多いです。商家と武家屋敷の境界の通りでは、両者で
好対称を見せています。（下記、大洲市のサイトより抜粋）

　→ 大洲市の古い街並みを紹介するサイトへGo！

　長浜大橋は肱川河口にある道路橋。
　全体が赤く塗られていることから、地元では「赤橋」の愛称で親しまれている。
　1998年には国の登録有形文化財に、2009年に経済産業省の「近代化産業遺産」に
認定された。

　橋の下に船を通すため、中央部の18メートルの区間を跳ね上げて開閉することが
できるバスキュール式（跳ね上げ式）可動橋で、日本で現存する道路開閉橋としては
最古である。毎週日曜日の13時に点検を兼ねて開閉されるほか、夏季（7月〜9月）の
夜間（19時〜21時）にはイルミネーションが点灯される。

　（Wikipedia：長浜大橋より抜粋）

　小薮温泉は、肱川の支流小薮川に沿って約2kmさかのぼった渓流のほとりにあり、
古くから無色無臭透明なアルカリ性単純泉の霊泉として湯治客、観光客に親しまれて
います。特に、リューマチ、神経痛、皮ふ病、不眠などに卓効があるとされ、美肌の
湯としても知られています。 湧出量は毎分約30リットル、温度は17度です。

　小薮温泉本館は、欄干付きの回り廊下が巡らせてある木造の三階建てで、大正中期に
建てられました。 このように大きく、古い木造建築は今日では大変珍しく貴重な
存在となっており、平成12年には 有形登録文化財に指定されました。

　→ 小藪温泉のサイトへGo！

　肘川流域に開けた盆地にある大洲市街。
　盆地に広がる三次や和田山といった西日本の街と同様、この町でも晩秋から冬に
掛けて霧に沈む街並みを楽しむことができます。大洲市内では、柳沢の雲海展望所や
高山地域、肱川町大谷地区などで見ることができます。

　→ 大洲市の雲海を紹介するサイトへGo！

　10月頃から翌年の3月頃まで、晴天の日には冷気に霧を伴った「肱川あらし」と
呼ばれる強風が発生します。肱川あらしとは、晴れた日の朝、上流の大洲盆地で
涵養された冷気が霧を伴って肱川沿いを一気に流れ出すという珍しい現象です。
その強風はゴォーゴォーとうねりをたてて可動橋として知られる長浜大橋を吹き
抜け、大規模な時には霧は沖合い数キロに達し、風速は長浜大橋付近において
10m以上が観測されます。河口近くの小高い山の上には「肱川あらし展望公園」が
あり、その絶景を眺めることができます。（下記、大洲市のサイトより抜粋）

　→ 肱川あらしを紹介するサイトへGo！

　臥龍山荘は肱川流域随一の景勝地「臥龍淵」に臨む三千坪の山荘で臥龍院、不老庵
知止庵の三建築はそれぞれ数寄をこらした逸品。神楽山を背に、東南の冨士、梁瀬の
山々と肱川・如法寺河原の自然をとりいれた借景庭園は、自然と人工の典雅な調和を
みせ、四季折々に違った顔を見せてくれます。（下記、大洲市のサイトより抜粋）

　→ 臥龍山荘を紹介するサイトへGo！

　肱川の河畔に望む大洲城は、元弘元年（1331年）鎌倉時代末期に守護として
国入りした伊予宇都宮氏の宇都宮豊房によって築城されたといわれ、その後、
藤堂高虎等によって大規模に修築がなされ、伊予大洲藩の政治と経済の中心地として
城下町は繁栄していきました。

　明治維新後は、城内のほとんどの建築物が破却されたものの、地元住民の活動に
よって本丸の天守・櫓は一部保存されましたが、明治21年（1888年）老朽化により、
惜しくも天守は解体されました。その後、地元住民の城郭への保護活動と、市民に
よる寄付等によって平成16年に復元されました。（下記、大洲市のサイトより抜粋）

　→ 大洲城を紹介するサイトへGo！

　背景に大洲城を入れて、肘川を渡る列車を撮影できるそうです。
　鉄分の濃い方、ディーゼル好きの方は是非どうぞ！

　国道56号線の起点は愛媛県庁前。
　松山城南側の御堀沿いに西へと進む。
　西掘端交差点から進路を南に変え、片側二車線の道で松山市街地を抜けていく。
　松山市、伊予市と市街地が続いていくが、伊予市に入ったあたりから住宅地が
まばらになり、田圃や畑が車窓に現れ始める。基本的に伊予市向原交差点までが
片側二車線、ここからが片側一車線の道。

　向原交差点からは山へと登り始める、だいぶ山が迫ってきて、畑の方が多くなって
きたかなと思う。程なく、伊予市と内子町（中山）の市境である犬寄峠（標高290m）を
犬寄トンネルと東峰トンネルで越える。犬寄峠（標高290m）には茶屋風の食事どころが
あり、昼時は数台の車が停まっていました。犬寄峠の峠道には上り坂、下り坂とも
レストハウスが多くあり、多少目を引くお店も数軒あった。
　（ドライブイン風だったので、さすがに入りませんでしたが．．．）

　中山川の谷に沿って、旧中山町の市街地へと下りていく。
　旧中山町は栗の産地、市街地のあちこちに質の高い栗を薦める看板が立ってました。
　旧中山町を過ぎても、川沿いに進むのは内子まで変わらず。中山市街地を過ぎてから
沿道に民家は点在するが、ぱらぱらと建つ程度で、あまり人気を感じない街道でした。

　内子市街地は片側二車線。
　市街地を過ぎると内子町と大洲市との境を形成する小さな峠に向かって、一気に
坂を上る。坂を上りきった所から片側一車線。沿道にはぽつぽつと民家や畑が点在、
峠を越えてからは山と山を縫うように走り、大洲市街地へと徐々に坂を下っていく。
　大洲市街地に入ってからは沿道に商業施設が多く立ち並び、松山を除けば、他の町と
比較して大洲はかなり大きな町だなと感じる。

　伊予市向井原で見かけたレストラン。
　黒いログハウスで、シックな雰囲気が非常に素敵だった。
　うちが通った平日のお昼時は、お客さんの車で駐車場が一杯だった。

　→ ichi nichiの紹介サイトへGo！

　江戸後期から明治時代の面影を色濃く残すのが八日市・護国地区。
　道沿いには浅黄色の美しい商家や虫籠窓を持つ民家が建ち並ぶ。
　明治27年建造の上芳我邸は木蝋資料館として公開され、豪商の暮らしぶりや
木蝋生産の様子を紹介。周辺には大正５年に創建された歌舞伎劇場を元の姿で
復元した「内子座」や「商いと暮らし博物館」などもある。

　以前にも立ち寄ったことがあったが、街をゆっくりと回ったのは初めて。
　美観地区のように道全体を綺麗に整備したエリアもあるのだが、個人的には
普段の生活の中で、普通に古い民家や建物が利用されている方が風景として愛着が
湧きました。

　うちが内子を訪ねた日は、5月下旬にも関わらず、気温が30度まで上がった日。
　街歩きを続けていたらさすがにばてた（笑）。
　古い民家を生かした「COCORO」というお店があり、ここで一服。
　ただ、「珈琲をホットで」と頼もうと思ったら、隣にある「ミカンジュース」の
美しさに心奪われてしまった（笑）。たまには、可愛いもの注文しても良いでしょう。

　→ COCOROのサイトへGo！

　松山市は広島市民だった頃に頻繁に足を運んだ街。
　松山城と道後温泉に育まれた街並みを歩くのは非常に楽しい。
　近々、四国の西側を旅する機会に恵まれそうなので、改めて松山市に関する情報を
集めてみました。

　標高132mの勝山山頂にある。日本三大山城の一つ。
　1603年に加藤嘉明により築城され、加藤氏が会津へ国替えとなった後は松平氏が
藩主となり、以後明治維新まで松山を治めた。

　山頂にある城までは、登山口より徒歩で20〜30分。
　登城ルートは東雲口登城道、県庁裏登城道など、4ルートが整備されている。
　また、ロープウェイ・リフトも整備されているため、山道での登城が厳しい方は
こちらを利用すると便利。ロープウェイの案内役を務めるお姉さん達が、坊ちゃんの
時代をイメージした袴姿で迎えてくれるのはなかなか萌える。

　→ 松山城のサイトへGo！

　南北朝時代以降、豊臣氏によって開城されるまで河野氏が治めていた城。
　天守閣はなく、「砦の高級品」程度の城だったと言われる。

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　明治七年から続く和菓子の老舗。
　看板商品である「薄墨羊羹」は創業当時から変わらぬ味、糸寒天を用いた独特の
粘り、純度の高い砂糖を用いた上品な甘みを今に伝える。

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　メニューは鍋焼きうどんといなりずしのみ。
　出てくる鍋焼きうどんはアルミの鍋、具もシンプルで優しい味。
　土鍋で、豪勢な海老が載ってくる関東風に慣れていると、このギャップに驚く
かも知れません。

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